1年前の風景

書いて1年経ってから公開しています

2019-01-01から1年間の記事一覧

1年の振り返り②

今年4月から読んだ本は以下の30冊。 もっと読んでいるかと思っていましたが、意外と読んでなかったですね。上下巻やシリーズ物がいくつかあったため体感的には40冊以上読んでいるつもりでした。週一くらいのペースで読書できているのは良い習慣です。理学系…

一年の振り返り①

このブログは4月から始めたので一年の振り返りをするのは4月のほうが適切な気もします。しかし、いいのです。一年間に一回しか振り返ってはいけないということはなく、任意のタイミングで振り返れば。 1.今年の目標の進捗 4月の初めの記事で次の目標を立てて…

科学の発見

読みました。 科学の発見作者: スティーヴンワインバーグ,大栗博司,Steven Weinberg,赤根洋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/05/14メディア: 単行本この商品を含むブログ (15件) を見る ワインバーグによるホイッグ史観的科学史の本でした。ワインバ…

グロテスク

読みました。 グロテスク〈上〉 (文春文庫)作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/09/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 126回この商品を含むブログ (153件) を見る グロテスク〈下〉 (文春文庫)作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 文藝春秋…

ハーフマラソン

先日、ハーフマラソンを走ってきました。 タイムはネットタイムで2時間5分ちょっと。今年の目標としていたハーフマラソン2時間切りは達成できませんでした。 一度走って分かったのは1時間過ぎてからの走りは想像以上に大変だったということです。10km/hrのペ…

高尾山登山

去る11月の中旬に高尾山の登山に行ってきました。 ルートは高尾山6号登山道~高尾山頂~裏高尾から縦走ルートに入り、景信山山頂まで関東ふれあい道を進んで、小仏バス停まで下山というルートでした。 当日の天気は快晴。絶好の登山日和で高尾山山頂の人だか…

闇を裂く道

読みました。 闇を裂く道 (文春文庫)作者: 吉村昭出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 友人と高熱隧道の話になったときに勧められた本。なぜか吉村昭全集の中に収録されておらず、近くの本屋にもなぜかお…

狼は帰らず

読みました。 狼は帰らず アルピニスト・森田勝の生と死 (ヤマケイ文庫)作者: 佐瀬稔出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2013/01/25メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 神々の山頂の主人公、羽生丈二モデルになった森田勝の生涯をふりかえるノンフィ…

世界史を変えた新素材

読みました。世界史を変えた新素材 (新潮選書)作者: 佐藤健太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/10/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 出張のために乗る電車までの待ち時間でよった図書館で読む本がどうしても決まらず、電…

化学工学技士基礎試験結果

受かってました。 受験するまで合格基準点は不明でしたが60/100点以上で合格だそうです。 試験までは過去問の回答がなかったり、試験範囲があいまいだったりと不満も多かったですが、試験後の通知は自分の点数や合格分布を出してくれていたりとなかなか…

Surface pro6

買いました。 1年以上悩んでやっと新商品が出たタイミングで購入。 思った以上にでかいなという印象です。 使い慣れたmacbookに比べてまだ使い方に慣れておらず、って感じですが、これから使い勝手をうまくやれるといいなあ。 こんどはwindowsにしたので、プ…

無線横丁

読みました。 無銭横町作者: 西村賢太出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/02/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 芥川賞を受賞した苦役列車の方が面白かったかな。超短編が多くて「もう終わり?」という感じの作品が多かったです。 面…

月の満ち欠け

読みました。 月の満ち欠け作者: 佐藤正午出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/04/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (27件) を見る 死んだはずの自分の娘を生まれ変わりを自称する少女が語る輪廻転成の話。それに付属する恋の話。ストーリーとして…

トレインスポッティング

観ました。 良かったです。クソったれたスコットランド社会のどうしよもない閉塞感とそこでクスリ、犯罪、暴力、セックスというクソったれた若者たちの刹那的享楽のどうしようもないオワッテいる感、イカしたサウンドトラックと本当のクソ塗れ、全部クソった…

電験三種

受かってました。合格通知書きました。 受かっても何にもならないのだけど、受からないよりずっと良い。 よかったよかった。

アンナ・カレーニナ

デレク・ハートフィールドは自身の著書「」でこう語っているます。 「風の歌を聴け」を50回以上読んだ「風の歌を聴け」の大ファンとしていつかは作品中に記載されている小説は全部読まなければと思っていたのですが、いかんせんページが多いのと、カラマー…

化学工学技士基礎

受けてみました。あまりメジャーな試験ではないので少し解説すると 化学工学会が主催する技術士試験のレベルを、二段階ほど易しくした試験です。 公式テキストのようなものがなく既存のテキストで勉強してね、というスタイルかつ公式の過去問があるものの解…

原子・原子核・原子力――わたしが講義で伝えたかったこと

読みました。原子・原子核・原子力――わたしが講義で伝えたかったこと作者: 山本義隆出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/03/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (9件) を見る 高校生向けと思われる講演会の文字おこしを再構成して作…

ファイトクラブ

観ました。とにかく最初の30分間の導入が最高です。 物質主義に毒されている主人公が、それを薄々感じていながらも諦めと自己満足の欺瞞でやり過ごす毎日。そんな中で何時しかインソムニアになり、癌患者たちのセミナーの中で虚構を演じながら、ホルモン不調…

B'z LIVE-GYM

初めてCDを聴いてから15年以上で初めてB'zのライブに行きました。 自分の予想していたよりも遥かに高いクオリティでまた行ってみたいなと思いました。 ファンクラブでもないので端っこの席に座って本人たちは豆粒程度しか見えないのですが、スクリーンに映像…

苦役列車

読みました。 苦役列車 (新潮文庫)作者: 西村賢太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/04/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 85回この商品を含むブログ (51件) を見る 中卒日雇いの19歳が、日雇いで日々の生活を細々と暮らす中で芽生える友情とその終わ…

チュートリアル/少年の改良

AmazonPrimeで無料だったので読みました。 チュートリアル / 円城塔 円城塔の本はいつも分かりません。短編のBoys Surfaceと道化師の蝶だけは分かりやすかったのですが、それ以外は全く分かりません。芥川賞を彼にあげた選考委員の人たちはほとんど文系だろ…

キャプテンサンダーボルト 下

読みました。 キャプテンサンダーボルト 下 (文春文庫)作者: 阿部和重,伊坂幸太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/11/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る 下巻は伊坂要素が増えてやや不満もエンタメとして良かったです。阿部和重単著…

読みました。 穴 (新潮文庫)作者: 小山田浩子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/07/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 最近、図書館が芥川賞コーナを作ってくれてるのでいろいろ読んでます。というわけで純文学も最近ちょくちょく読んで…

最後の記憶

読みました。 最後の記憶 (角川文庫)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/06/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (26件) を見る 適当にミステリが読みたくなり、綾辻行人って読んだことないから読んでみるか程度で読み始…

爪と目

読みました。 爪と目作者: 藤野可織出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/07/26メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (37件) を見る 表題作含め三作収録。表題作が一番良かったです。無機質な文体で父の不倫相手から継母になった「あなた」を幼稚園児…

カメラを止めるな

少し前に観ました。 2019年には考えれられないと思いますが、2018年の夏はゾンビ映画が流行ったのです。 減点ポイント:前半のゾンビシーンはとにかくカメラロールが不安定で酔います。映画が終わってもしばらくは気持ち悪かったです。技術があることは分か…

キャプテン・サンダーボルト上

読みました。 キャプテンサンダーボルト 上 (文春文庫)作者: 阿部和重,伊坂幸太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/11/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る 伊坂幸太郎は嫌いだが、阿部和重は好き。読むべきか読まざるべきか、苦悩する…

夜行観覧車

読みました。 夜行観覧車作者: 湊かなえ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2010/06/02メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 162回この商品を含むブログ (114件) を見る 昔の話題作ということで読みましたがつまらなかったです。登場人物たち約10名のほとんど…

ルビンの壺が割れた

読みました。 ルビンの壺が割れた作者: 宿野かほる出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/08/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る 読みました。30分で読める、サクッとミステリ。出版当時はちょっとした話題作として取り上…